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| ◆ 歴史 |
黒石ねぷた祭りは、江戸時代中期に書かれた『分銅組若者日記』という文献によるとすでに250年以上も前からから行われていたようです。
昭和30(1955)年から私ども社団法人黒石青年会議所が黒石ねぷた祭りを主催し、2008年で53回を迎えます。
また、この間に平成2年(1990)黒石市無形民俗文化財指定、平成5年(1993)青森県無形民俗文化財の指定をいただいております。
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| ◆ 主な特徴 (ハード面) |
運行台数 約70台
黒石市内や近隣町村から集まる70台余りのねぷたによる合同運行は、県内最大(世界最大)の台数であります。青森は人形ねぷた、弘前は扇ねぷたといわれますが、黒石はその両方が共存しこのうち人形ねぷたは十数台、扇ねぷたは約60台になります。
開催期間は7月30日から8月5日の7日間、7月30日と8月2日は合同運行日で70数台ものねぷたが集合場所である『御幸公園』で一同に集うその姿は壮観です。また、各地区で独自に合同運行も行われております。
派手さはありませんが、200年以上前の古い民家が建ち並ぶこみせ通りなどの狭い路地を、大小の人形ねぷた・扇ねぷたが連ねる姿をみると、 きっと何か忘れかけていた懐かしい思いが湧いてくるでしょう。
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造形
人形ねぷたは五段で構成される高欄という独特の形を持った台の上にあり、高欄の額には武者絵が描かれ台の上に見送り絵を持ちます。前面の豪華絢爛な武者人形に対して、背面の見送り絵はおもに美人が描かれ(花魁、楊貴妃など)、徹底して物寂しさを追求しています。
青森ねぶたと比較すれば形は小さいですが、造作が細やかで繊細、色彩も鮮やかで華麗で勇壮な造形美を誇ります。五層高欄、見送りのバランスの良さも見事です。扇ねぷたは色彩が鮮やかで精巧に描きこまれ見送り袖絵も独特な構図をもちます。
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| ◆ 主な特徴 (ソフト面) |
正調黒石ねぷたばやし講習会
黒石ねぷたの囃子は、笛・太鼓・摺鉦による『進め』『止まれ』『もどり』の独特な三種類。昭和43(1968)年から正調黒石ねぷたばやし講習会が開催されました。市内の体育館で毎年3月から7月まで月二回行い、現在では600名を越える受講者がおります。その指導は、『正調黒石ねぷたばやし保存会』が行っております。
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| ◆ 最後に |
黒石ねぷた祭りのコンセプトについて
黒石ねぷた祭り実施要綱の冒頭に、『祭りの意義』として、『黒石ねぷた祭りは市民の祭りとして市民相互の理解と連携をはかり、ねぷたの歴史と伝統の継承を通じて青少年の健全育成を目指し魅力あるふるさとづくりに寄与する。』とうたわれています。
全ての運行団体に共通していえるのは、次世代を担う子供たちが主役であり、子供たちの為にねぷたを運行しているとういことです。派手さはありませんが、昔ながらの町内会単位での参加団体がほとんどで、しっかりと地域に根ざし、子供を中心とした三世代交流による町内みんなが楽しめる祭りであります。ですから、各団体はお披露目として、必ず自分たちの町内を運行します。
ここには、現代の日本が失いかけている人と人との絆、地域のコミュニティの原点がきちんと存在しています。
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